夫婦共働きで、産後に職場復帰しようと考えている方が必ずしなければならないのが「保活」ですよね。
数年前に「保育園落ちた。日本〇ね」という強烈な言葉が匿名ブログに投稿され、待機児童が問題視されましたが、その状況は改善されているものの地域による差が大きく、保活で苦戦するママが多いのが実情です。

そんな私も二人の子どもを育てながら働くワーママなので保活をしましたが、当時は全然保育園が決まらず苦労しました。そんな経験も踏まえて今回はお話できればと思っています。
東京都内をはじめ大阪や名古屋などの大都市は保活激戦区と呼ばれていて、保育園を30か所以上見学した経験のあるママもいるほど。見学をしたからといって必ずしも保育園に入園できるというわけではないのも辛いところで、学生時代の受験勉強のように努力したからといって点数が上がって保育園に入れるわけではないのが保活のしんどさの一つでもあります。
とくに産後は赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいで保育園のことなんて考えていられない!という方も多いと思います。身体も疲れているので保活に費やす時間と労力なんて残っていない……というママもいるはず。
そこで保活激戦区で20か所以上の保育園を見学して、2人の子どもを保育園に通わせている経験を踏まえて、保育園の見学でチェックしたいポイントをまとめましたので保活の参考にしてみてください。



「保育園への入園が決まったら子どもと日中離れ離れになってしまう」「保活のことを考えるだけでモヤモヤしてしまう」そんな方もいるかもしれません。当時は私もそう思っていました。でも重い腰をあげるしかないのです。頑張っていきましょう。
保育園見学で確認したいチェックポイント


保育園を選ぶときに確認しておきたいポイントを大きく10個のカテゴリーに分類して、それぞれの項目ごとに詳細(45個)をまとめました。
1 保育園の基本情報
まず第一に押さえなければならないのが保育園の基礎情報です。保育園のホームページや市区町村で配布されている保育施設に関する資料から情報を得ることができるものも多いので分かる範囲で見学前に確認しておきたいですね。
- 事業所の種類(公立/私立・認定保育園/認可外保育園など)
- 所在地
- 電話番号
- 園のHP
- 保育理念・教育方針
- 受入対象の年齢
- 保育時間
- 休園日
- 保育時間外(料金含む)
- 定員・クラス構成
園の所在地は事前に確認しておくようにしましょう。見学時に迷って時間に遅れてしまうなんてことのないようにしてくださいね。



私は保育園の所在地をしっかり確認しておくのを怠って見学時間に間に合わず、園に電話して謝罪した上で汗だくになりながら保育園見学をしたことがあります……。どうか私のようにならないでください……!
また、定員数は誰もが気になる点ですよね。こちらは園で確認しても良いですし市区町村で準備されている書類に記載されていることもあります。また、各園の定員に加えて入園した方の最低点を教えてくれる市区町村もあります。保育園見学に行く前に市役所に出向いて職員さんに問い合わせてみるとよいでしょう。
2 施設・立地について
11 駐車場はあるか
駐車場があるのかどうか、ある場合は何台停められるのか?停めている時間に制限はあるのかどうかなどを聞いておきましょう。駅近くの好立地の保育園の場合は駐車場がない場合が多いですが、月極駐車場をパーキングとして使っている園もあったりするので、自動車での送迎を考えている方は確認するようにしましょう。
12 駐輪場はあるか
駐車場はなくとも駐輪場はある保育園が多いです。ただ場所が限られている園が多いので確認しましょう。うちが通っている保育園は駐輪場があって所定の手続きをふめば保育時間内にずっと停めておくことができます。そのため、自宅から自転車で保育園に向かい子どもたちを預けたあと、徒歩で駅まで向かって電車で通勤しています。
13 ベビーカー置き場はあるか
0歳児の場合はベビーカーで送迎する方も多いと思います。でもベビーカー置き場がない保育園であれば持って帰るしかありませんので、見学時に確認しておきましょう。うちの子は普段自転車で送迎しているのに「ベビーカーで行く!」と聞かず(イヤイヤ期です……)ベビーカーで送迎することもあります。そんなときにベビーカー置き場があって助かっています。
14 抱っこ紐やヘルメットを置くスペースはあるか
自転車やベビーカーは大きいので置き場を用意している園もありますが、抱っこ紐や自転車のヘルメット置き場があるかどうかも確認しておいて損はありません。なかった場合は持ち帰る必要があったり、ヘルメットの場合は自転車のかごに収納しておくなど対策を考えなければなりません。そのほかにもロッカーに置いておくスペースがあるかを聞いておくと安心ですね。
15 保育園までの所要時間
自転車であれば何分かかるか、徒歩であれば何分かかるかを確認しましょう。見学時に何時に自宅を出たか、見学後に保育園を出たか時間をチェックしておくようにしましょう。保育園選びはさまざまな観点がありますが、自宅から保育園までの距離は保育園を選ぶ際にとても重要なポイントになってきます。どれだけ素晴らしい園でも通園に1時間かかるとなればあきらめざるを得ませんよね。雨の日や雪の日にも送迎が可能かどうか、ということも想像しながら保育園見学を進めましょう。
16 どのような建物か
園庭があって広い園なのか、マンションのような建物なのかなどどういった建物であるのかも重要なポイントです。園庭がある方が子どもが広々遊べて良いと考える方が多い一方で、園庭がない場合は散歩を大切にする園も多いので、よく歩ける子が育つといわれることもあります。近所に広い公園があればのびのび遊べる場合もあります。
17 プールがあるかどうか
子どもたちにとって夏のプールは楽しい活動のひとつです。園内にプールはあるのか、なかった場合はどのようにして水遊びを楽しむのか(そもそも水遊びもないのか)を確認しておきたいですね。



私が見学に行った保育園の中にはマンションの屋上にプールを設置している園もありました!
18 周辺環境はどうか
日当たりはどうか、周辺には街頭があるかどうかもチェックしておきたいですね。冬場の降園時は暗くなることも多いと思います。街頭もなく真っ暗な中送迎するのは危険なので確認しておきましょう。
3 食事(給食)について


19 お弁当なのか給食なのか
給食を提供している園がほとんどだと思いますが、給食の有無とお弁当日があるかどうかを確認しましょう。



うちの子どもたちが通っている保育園では年に2~3回お弁当日があります。親としては早起きしてお弁当をつくるのは大変ですが、子どもたちはとても楽しみにしています。
20 給食は園で作っている?給食センターのもの?
園内に給食室があるのか、それともどこか別のセンターでつくったものを運んできているのかも気になるポイント。入園前はあまり気にしていなかったのですが、子どもの栄養面で心配ごとがあるとき、担任の先生に相談するとすぐに給食室の管理栄養士の資格をもつ先生に共有して悩みの解決にあたってくれるので、園内にそういった方がいるのはとてもありがたいことだなと感じます。
21 献立表はある?
ほとんどの園であるものだと思いますが、うちの子どもたちが通っている園では毎月献立表をメールで送ってくださっています。それを見て夕食とかぶらないように配慮したりするのですが、たまに給食がカレーで夕食もカレーなんてことも……。献立を掲示している園もあるので、お迎えの際に「今日は〇〇を食べたんだね~!」と子どもと会話することもあります。
22 離乳食の進め方と幼児食への移行時期は?
0歳児から保育園に入園する場合に気になるのが離乳食。初期・中期・後期・完了期でどのように進めていくのか、食育に関する園の方針は必ず確認しておきたいポイントです。



私は、上の子の入園時に「自宅でこの食材を事前に食べさせてくださいね」と先生から食材が書かれた紙を渡され、入園までにせっせと食べさせました。食べる子だったので食べさせることには苦労しませんでしたが、大変な方もいるのだろうなと感じました。
また離乳食から幼児食に移行するのはいつからなのかも事前に確認しておきましょう。月齢で決めるのではなく、子どものペースに合わせてくれる園だとうれしいですね。
23 アレルギーへの対応
アレルギー対応可能な園も多くなってきていますが、アレルギーがあった場合の除去については確認が大切です。子どもが通っている園ではクラスにアレルギーがある子どもが数人いるのですが、食後に食べこぼしがないかどうか確認して、入念に掃除してくださっている様子をよく見かけます。担任の先生への相談や共有などもこまめに行われているので安心しています。とくにお子さんにアレルギーがあるという方は給食の時間にあわせて見学をさせてもらい、食事の様子を確認するとよいと思います。
24 おやつの種類は?
子どものおやつにはどのようなものを与えているのか、毎日のことなのでチェックしておきたいですね。りんごやみかん、バナナといった果物と牛乳といった園もあればクッキーやプリンなど洋菓子系の手作りおやつが出る園もあります。見学時にどのようなおやつが提供されているのか聞いてみるとよいでしょう。
4 保育料について


25 規定の保育料以外にかかる費用
認可保育園の場合、一般的に保育料は住民税によって決まっていますが、保育料以外にも費用がかかる場合があります。例えば給食費や行事費、制服・体操服代、おむつのサブスク代、お昼寝布団のリース代など意外とお金がかかります。見学時に詳細資料をくれたり説明してくれる保育園もありますが、とくにない場合は自分から確認するようにしましょう。
5 持ち物について


26 入園時に必要な持ち物は?
例えば服装の規定はあるのか(制服や体操服はあるか・裏起毛の服はNG、滑り止めのついていない靴下はNG、ワンピースはNGなど)細かく決まっている保育園もあるのでどのような決まりがあって何を用意しなければならないのか確認したいですね。また親として気になるのが手作りする持ち物があるのかどうか。なかにはぬいぐるみを手作りしなければならないという園もあったりします……。



私は入園前(定期的に新調するので正しくは入園前だけではないのですが)にお食事エプロンを縫わなければならず裁縫が苦手な私には苦行でした。
ただ、入園時の持ち物については保育園への入園が決まってから詳しく説明してくれる保育園がほとんどだと思いますので、見学時には「こんなものも必要なんだな~」と聞いておく程度でも大丈夫です。
27 毎日の保育で必要な持ち物は?
毎日の持ち物は親として非常に気になるポイントです。少なければ少ないほど良い!と考える方もいますし、紙おむつよりも準備は大変だけど布おむつでトイトレが順調に進むようにしたい!と考える方もいますよね。見学時に絶対に確認しておきたい項目のひとつです。
- おむつ(紙・布)・おしりふき・消臭袋は持参するのか?
- 着替えはどのくらい必要か?
- 食器やカトラリー、お食事エプロン、コップは持参するのか
- ハンカチやタオルが必要か?
- 粉ミルクや哺乳瓶は持参するのか
- お昼寝布団・シーツ・カバーは持参するのか
レンタルやリースがあるのかどうかは確認しましょう。とくにお昼寝布団類はかさばるので事前に確認しておいた方がよいと思います。
6 先生の様子・体制について


28 先生の体制・構成
全体で何名の先生がいるのか、各クラスに決められた人数の先生がきちんと配置されているかということや、若い保育士さんが多いのかベテランの保育士さんが多いのか、男性の保育士さんの割合などをチェックしましょう。
29 先生の雰囲気は?
保育園見学で確認したい最も重要なポイントは先生の雰囲気といっても過言ではないと思います。言葉遣いや声かけの仕方で「この園は合わないかも……」と第六感が働くママも多いはずです。先生たちの対応に余裕があるかどうかもみておきたいですね。見学をお願いする際の電話での対応が雑だったり感じが悪い園は見学に行っても同様に感じることが多かったです。先生の雰囲気や声掛けは子どもに影響を与えるのでしっかりと確認したいですね。
7 子どもたちの活動・過ごし方について


30 毎日の活動内容
日々のざっくりとしたスケジュールを聞いてみるとよいでしょう。朝の会であいさつをしたりお歌をうたった後、朝のおやつを食べて、園庭で遊びます。その後みんなで昼食を食べたら午睡して、夕方は室内で積み木やブロックなどのおもちゃで遊びます。という風に大まかなスケジュールは決まっています。
毎日の活動の中で、重視している点を聞いてみるとよいかもしれません。園によっては小学校の時間割のように毎日の活動が決まっているところもあります。(私は窮屈な感じがしてしまったのでその園とはご縁がなかったのですが)子どもの毎日の過ごし方は親として気になることなので、合っている園を選ぶ指標になると思います。
31 お散歩の頻度
とくに園庭がない保育園の場合はどのくらいの頻度でお散歩に行くか、どのくらいの距離歩かせているか確認したいですね。子どもは元気でイキイキと活動しているのが一番なので室内に閉じこもっているような感じはないか、子どもたちの様子もみながら聞いてみましょう。
32 課外活動(習い事)はあるか?
保育園によっては保育の時間中に習い事ができるところもあります。リトミックや体操、サッカー、英語教室など種類もさまざま。働くママにとっては保育時間内に習いごとができるというのは非常に嬉しいですよね。ぜひ習い事の有無と種類については聞いておくことをオススメします。



私の子どもが通っている保育園でもいくつか習いごとがありますが、楽しそうに体操や運動をしている子どもたちを見かけると、好きなことに取り組める環境は良いなと感じています。
33 行事の有無と親が参加する頻度
一年間でどのような行事があるのか聞いておきましょう。入園式、運動会、遠足、お遊戯会、音楽会、卒園式など一般的な行事以外にもお泊まり保育や夏の縁日、節分の豆まき、クリスマス会など季節の習わしやイベントをたくさん取り入れているとうれしいですね。
あわせて親が参加するイベントがあるかどうかも確認しておくとよいでしょう。場合によっては有給を取得しなければならないので頻度を聞いておきましょう。
34 子どもたちの雰囲気・様子
子どもたちの様子は見学時に必ず確認したいですね。活気があるか楽しそうにしているかをチェックしましょう。また、教育やマナーを重視している保育園ではしっかりとあいさつできる子どもが多いです。そういったところも気になる方は確認するとよいでしょう。
8 病気やケガをしたときの対応について


35 健康診断や身体測定は?
健康診断や身体測定の頻度も余裕があれば確認しましょう。



うちの子どもが通っている保育園では月に一度身体測定がありますし、定期的に内科健診や歯科検診が行われています。
36 お休みする際の基準や連絡方法
病気などでお休みする際の基準(ルール)が定められています。たとえば熱が37.5度以上あれば休まなければならなかったり、解熱後24時間は登園してはいけなかったり、インフルエンザやアデノウイルスなどに感染した場合、登園時に医師の意見書が必要だったり、ルールは園によってさまざまです。どのような基準を設けているのか確認しましょう。
37 園内に看護師が常駐しているか
園によっては看護師の資格をもつ方が常駐している場合もあります。子どもは体調を崩しやすいので看護師さんがいると安心ですよね。健康や衛生に関する資格を持っている方がいるか聞いてみるとよいでしょう。
38 安全面に関する配慮
安全面でもっとも気になるのはセキュリティではないでしょうか。どのような対策をしているのか確認しましょう。園によっては不審者訓練をしているところもあります。また、子どもの脱走防止策や避難訓練の実施など子どもの安全に関して取り組んでいることを確認するとよいと思います。
39 子ども同士のトラブルについて
保育園に通っているとお友達とトラブルを起こすことも。ケガをさせてしまうことがあるかもしれません。その際の保育園としての対応方針を事前に確認しておくとよいと思います。たとえば子どもがケガをしてしまった場合、先生からの謝罪はありますが、ケガをさせた子どもやその保護者からの謝罪はない(ケガをさせた子どもの親には伝えない)ことがあります。大けがになってしまうと状況がかわってくると思いますが、園によってトラブルが起きた際のルールが定められていると思いますので聞いてみるとよいでしょう。
9 保護者がやらなければいけないことについて


40 保護者会はある?
コロナ以降、なくなっている保育園も多いかと思いますが保護者会が存在するのか、またある場合は役員をしないといけないか、会議の頻度はどれくらいなのかを聞いておきましょう。なかには保護者会の頻度まで園で把握していないということもあるかもしれませんが、聞いておいて損はないと思います。
41 行事やイベント時の手伝いが必要か
行事やイベントが行われる際に事前準備で親が駆り出されることがあるか聞いておくとよいでしょう。運動会のテント立てやお遊戯会での椅子出しのお手伝いなど園によっては保護者にお願いしているところもあります。
先生たちが行ってくれるのかそれとも保護者の協力も得ながら行事やイベントを開催しているのか聞いてみるとよいと思います。
10 その他
42 慣らし保育のスケジュール
仕事復帰をする際に気になるのが慣らし保育の有無とそのスケジュールだと思います。園によっては慣らし保育なしでというところもありますが、短くても3日間くらいは取っておいた方がよいと思います。



私は上の子が保育園に入園した際は3週間くらい慣らし保育に時間を取りましたが、思っていたよりも子どもの順応が早く、行き渋りもなかったので、仕事復帰前にひとり時間を堪能させてもらいました(笑)
43 写真販売はあるかどうか
日中子どもと過ごせない分、日々の様子がおさめられた写真がほしいママやパパも多いはずです。写真販売は撮影する先生の労力もあるので(カメラマンに依頼している場合もありますが)園によって有無や頻度はさまざまです。気になる方は見学時に聞いてみるとよいと思います。
44 第二子や第三子の妊娠時は上の子を預けることができる?
第二子や第三子を考えている場合、妊娠時に上の子を預けることができるのか気になりますよね。保育園ではなく市役所でも確認は可能だと思いますが、まわりのママさんたちの状況もあわせて聞いてみるとよいでしょう。



私は第二子の妊娠中に上の子を保育園に預けられたので(妊娠中は標準時間、産後は短時間にて)とても助けられました。つわりで苦しんでいるなか一日中上の子のお世話をするのは大変だったと思うので、保育士さんには今でも感謝しています。
45 お薬の対応はできる?
処方された飲み薬や塗り薬がある場合、園で対応してくれるのか気になる方は確認しておきましょう。風邪薬などの飲み薬は一日2回のタイプにすれば朝食後と夕食後に自宅で飲ませることができますが、理由があって昼食後に飲まなければならない場合には園で対応可能なのか、病院の先生からの意見書があれば対応してくれるのかなど基準が定められていると思います。一度聞いてみてはいかがでしょうか。
チェックポイントの中から優先順位をつける
これまで10カテゴリー、45個の項目についてお話してきましたが、すべて理想どおりの保育園に出会うことはおそらくできません。私自身も20か所ほど見学へ行きましたが、理想をすべてかなえてくれる保育園はありませんでした。



そもそもわが家から徒歩3分以内で行ける保育園が1か所しかないので、激近希望の夢はすぐに打ち崩されてしまいました。
子どもを保育園に通わせる上で何を大事にしたいのか夫婦で話し合って優先順位をつけることが大切だと思います。
「とにかく家から近い保育園がいい」「のびのびした雰囲気の保育園がいい」「知育や教育に力を入れている保育園がいい」など夫婦でも意見が異なることもあります。入園後に「園の理念や方針だ嫌だ!」と夫婦喧嘩になってしまわないように保育園見学と同時進行で優先順位については話し合っておきたいですね。
保育園に見学のお願い(電話)をするときに気をつけること
先生は子どもたちのお世話で日々忙しくしていますので、見学の依頼をする際は丁寧に対応することを心がけましょう。もし、電話で見学のお願いをする場合は、子どもたちがお昼寝をしている13時〜14時半に連絡するのがオススメです。
見学する時間帯は、子どもたちの様子を見ることを考えて午前中の活動(9時~11時半くらいまで)時間にするとよいでしょう。お昼寝の時間帯ははずすようにしましょう。園によっては、見学の日程や曜日、時間帯が決まっているところもありますので、園ごとのルールに従ってくださいね。
保育園を見学する際の持ち物


以下のものは見学時に必ず持っていくようにしましょう。
- 筆記用具
- メモ帳
- スリッパ
- クリアファイル(もらった書類を入れる)
- 事前にまとめた質問票
- A4サイズの紙が入るかばん
またお子さんを連れて見学に行く場合には以下のものをあわせて持っていくとよいと思います。
- ベビーカー
- 抱っこ紐
- お気に入りのおもちゃ
- クールシート(夏)
- うちわ(夏)
- 飲み物(夏)
- 防寒具(冬)
園内はベビーカーでまわれない可能性がありますので抱っこ紐も持っていき、必要に応じて利用しましょう。また、暑い時期はママも赤ちゃんも熱中症対策を、冬の寒い時期は防寒対策をしっかりして体調を崩さないように気を付けましょう。
保育園見学時の服装
フォーマルな服装で行く必要はありませんが、露出が多い服装やジーンズなどのカジュアル過ぎる服装は避けるのが無難です。園内を見学してまわるので動きやすさを重視した清潔感のある服装で行くのがオススメです。また、着脱しやすい靴を履いて行くと園内や園庭を行き来する際にラクですよ。ヒールのある靴ではなくスリッポンやスニーカーで行くことをおすすめします。
後悔のない保活(保育園見学)をしよう
保育園見学(保活)をしたからといって希望の保育園に必ず入園できるというわけではありませんが、少しでも希望に近い保育園を探して入園させたいですよね。そのためにはしっかりと保育園を見学してお子さんに合った園探しをしましょう。
0歳児から保育園に入れた場合、6年近くお世話になることになります。先生や園の方針と合わないと分かった場合、しんどい思いをするのはママやパパだけでなくお子さんも同じです。後悔のない保活をして毎日気持ちよく保育園に送り出せるようにしたいですね。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] あわせて読みたい 保育園見学で必ず確認すべき26のこと | たゆむ 夫婦共働きで、産後に職場復帰しようと考えている方が必ずしなければならないのが「保活」。数年前に「保育園落 […]