
子どもに童謡を聴かせてあげたいけど、何を買ってあげたらいいのか分からない!私の幼少期はカセットテープで童謡を聴いていたような記憶があるけど……。YouTubeにある音源だと音程が違っていたりするし、映像があると子どもがそちらに集中してしまうから困っている!



もちろん今の音楽もいいけど、昔からある手遊びうたやわらべうたも聴かせたい。CDはたくさんあって選びきれない!何枚か買っても良いけど、曲がかぶってしまったら嫌だなぁ。
お子さんに音楽を聴かせたいけど、CDを買って流せばよいのか?YouTubeで流せばよいのか?それとも子ども用のピアノなどの楽器を買えばいいのか?と悩んでいるママ・パパは多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが「くもんのうた200えほん」です。
- 「くもんのうた200えほん」とは?
- 「くもんのうた200えほん」の特徴
- 「くもんのうた200えほん」のメリット・デメリット
- 「くもんのうた200えほん」を活用しているママの口コミ・評判
上記について、実際に「くもんのうた200えほん」を購入して使っている私の実体験も踏まえながらお話していきます。
- 「くもんのうた200えほん」の特徴が分かる!
- 「くもんのうた200えほん」が選ばれている理由が分かる!
- 「くもんのうた200えほん」で童謡や手遊びうたを子どもに聴かせたくなる!
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
赤ちゃんに音楽を聴かせるメリットについてはこちらの記事でも書いていますので、良ければお読みください。


私が「くもんのうた200えほん」を購入した理由


私がくもんのうた200えほんを買ったのは下の子が生まれてからです。私自身、幼少期に母や祖母からたくさんの童謡やわらべ歌を歌ってもらって育ってきたので、自分の子どもにもたくさんの歌をうたってあげたいという気持ちがありました。それでいろいろと「うたえほん」について調べていくうちに、「くもんのうた200えほん」の存在にたどり着きました。



しかし当時、くもんのうた200えほんの絵本とCDのセット価格が8,580円もすることにびっくりしてしまって「高すぎるから買わない」という選択をしたんです。
それで結局、「Amazon Prime Music」の無料版で童謡を流したり、YouTubeで童謡やわらべ歌、「おかあさんといっしょ」の月歌などを流してうたってきました。曲数をかぞえていたわけではありませんが、上の子には毎日たくさんのうたを歌ってきましたし、今でも保育園から帰ってきた後や寝かしつけのときにも10~20曲うたっているので、上の子は2歳3ヶ月ですが、多くのうたを歌うことができます。
でもAmazon Prime Musicの無料版だと自分で選曲できなかったり、YouTubeの場合は音程や歌詞が微妙に違っていたり、映像があるので子どもが歌ではなく映像の方ばかり観るようになってしまったりと弊害がありました。
無料で童謡が聴けるのはありがたいけど、やっぱり正しい音程でうたわれていて、曲数が多く、自分で選曲できるものを用意するべきだったなと後悔していました。
その後下の子を出産し、うたを聴かせようと思ったタイミングで「くもんのうた200えほん」を購入しました。



本当は下の子を妊娠したタイミングで購入すればよかったのですが(下の子を妊娠したとき、上の子は10ヶ月でした)、悪阻や仕事にも復帰していて「うたえほん」の存在すら忘れていました……。
ちなみに、わが家では、無料の音源以外にも、ベネッセから発売されている『すてきなピアノえほんDX』や『どうようおうたえほんベスト10』、ミキハウスから出版されている『ポカポカフレンズのおうたえほん デラックス』、ポプラ社から発売されている『ケロポンズとエビカニクスでおどっちゃお!』など、さまざまなうたえほん(ピアノ含む)を使ってきました。


もちろんそれぞれに良さがあって、子どもは楽しく遊んでいたのですが、より多くの曲に触れたり、童謡以外の昔から日本に伝わるわらべ歌や手遊びうたを聴かせるには「くもんのうた200えほん」が適していると思います。
「くもんのうた200えほん」とは?
『くもんのうた200えほん』とは、くもん出版から発売されている童謡や手遊びうた、わらべうたなどが200曲収録されたうたえほんです。
公文式の創始者である公文公(くもん とおる)さんは、お子さんが幼いうちからよく歌を聴かせたそうです。歌を通してことばをたくさん覚えたことで、ひとり読みできるのも早かったため、公文式では以下の2つの標語を掲げました。
子どもが歌を200曲覚えて、絵本の読み聞かせを1万回するくらい、「子どもと言葉のコミュニケーションを大切にしましょう」という意味が込められています。
教育評論家で、4人のお子さんを日本最難関の東京大学理科三類に合格させたことで知られている佐藤亮子さん(通称佐藤ママ)も「絵本の読み聞かせ」と「歌」を大切にされていて、お子さん全員が3歳になるまでに童謡を1万回うたったそうです。
(※公文式の標語は歌二百ですが、佐藤ママの勘違いで読み聞かせと同様に歌も1万回うたったそうです)
佐藤ママが幼児教育の柱としている「読み聞かせと童謡」については、佐藤ママの著書『3歳までに絶対やるべき幼児教育: 頭のいい子に育てる』に詳しく書かれています。読み聞かせと童謡以外におすすめの遊具などについても書かれていますので、気になる方は読んでみてくださいね。
「くもんのうた200えほん」の特徴は?



3歳までに童謡を200曲覚えるくらいまで聴かせるのが良いことは分かったけど、じゃあ『くもんのうた200えほん』にはどんな特徴があるの?
1 きほんのうた90曲とことばをひろげるうた110曲で構成


『くもんのうた200えほん』はきほんのうた90曲とことばをひろげるうた110曲で構成されています。なんとCDにすると6枚にもなります!ディスク1~3はきほんのうたが、ディスク4~6はことばをひろげるうたが収録されています。



私は幼少期にかなり童謡を聴いてきた自負があったのですが、収録されている200曲のうち、知らない歌が24曲もありました。こんなにも知らない曲があるのかとショックでした。
収録されている曲は「くもんのうた200えほん」の特設サイトよりご確認ください。
ちなみに私が知らなかった24曲は以下のとおりです。みなさんはご存じですか?


2 「イラスト」付きなので子どもに歌の情景が伝わる


歌詞だけ聴いていても、ことばの意味が分からなければ子どもに歌の情景が伝わりませんよね。大人になってから「この曲のこの歌詞ってこういう意味だったんだ…!」と知ったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
「くもんのうた200えほん」では、絵本作家として活躍している23人のイラストレーターさんが200曲のイラストを描いています。画家さんそれぞれのタッチで描かれているので、お子さんと「〇〇ちゃんはどの絵が好き?」「このイラストは〇〇なところがすてきだね」といったように会話を広げてみてもよいかもしれません。
「くもんのうた200えほん」の中でイラストを描いているイラストレーターさんは、あさくらまやさん、あずみ虫さん、井上コトリさん、大滝まみさん、おくはらゆめさん、かとうまふみさん、かんべあやこさん、きくちちきさん、ザ・キャビンカンパニーさん、くわざわゆうこさん、小池アミイゴさん、高部晴市さん、種村有希子さん、中谷靖彦さん、西片拓史さん、はせがわさとみさん、林るいさん、ひがしちからさん、樋口咲耶さん、まるやまあやこさん、丸山誠司さん、わたなべさとこさん、和田治男さんです。
3 大人は「歌詞」をみながら歌うことができる
うたえほんの中には、1番の歌詞しか載っていないものもありますよね。「2番の歌詞が分からないんだけど!?」となったことがある方も多いのではないでしょうか。くもんのうた200えほんでは、すべての歌詞が書かれているので、お子さんから「ママうたって!」と言われても心配ありません。
また、歌詞はひらがなとカタカナで書かれているので、文字が読めるようになったお子さんであれば、歌詞を読みながら歌うこともできます。3歳までには難しいかもしれませんが、3歳以降も長く使える1冊になっています。
4 楽譜がついているのでピアノで演奏することもできる
ページ内に楽譜がついているので、音程を確認しながら歌うこともできますし、ピアノなどの楽器で演奏することも可能です。お子さんに歌ってもらい、ママやパパは楽器で演奏するとおうちで音楽会のように楽しむことができます。お子さんが楽器に興味をもつきっかけになるかもしれません。
5 1曲に含まれることばの数がわかる


「くもんのうた200えほん」には各曲に語彙数(自立語の数)が書かれています。たくさんのことばに触れることができますし、歌を通して「文字に興味をもつ」ことにつながります。数字が分かることで、ママやパパが「歌うことによってこんなに多くのことばを学んでいるんだ!」と実感できます。



長い曲だからといって必ずしも語彙が多いわけではないのも面白いですね!
6 「うた200の木」と「うた200おやこノート」で記録ができる


付録として「うた200の木」と「うた200おやこノート」というものがついています。
うた200の木は、子どもに歌ってあげたうたの「りんごマーク」を色鉛筆などで塗りつぶしていくことで、りんごの木を色づけていきます。ママやパパが歌ったうた、子どもが歌ったうた、子どもが覚えて歌えるうたごとに色分けしていくとよりカラフルなりんごの木になります。ことばの世界が広がっていくことを実感できます。
うた200おやこノートは、お子さんの年齢や月齢ごとに「お気に入りの歌」や「歌っているときの様子」「ことばの成長を感じたこと」などをママ・パパが記録するノートです。1ヶ月に1ページずつ書き入れていく(合計12ページ分あります)仕様になっています。子育てと歌の記録を残しておくことで、将来楽しい思い出を振り返ることができます。また、最後のページには20歳になったお子さんにノートを渡すことを想定して、メッセージを書けるようになっています。



素敵な付録ですよね!ただ私はこのノートを子どもに渡すことはできなさそうだなと思っています。いつまでも私の宝物として大切に保管していたい……!
7 歌い方のポイントやヒントが書かれている
すべてのページではありませんが、歌い方のポイントや難しいことばが出てきたときの対応についてヒントが書かれています。たとえば「おさるのかごや」の場合、「おだわらぢょうちん」や「まるきばし」など聞きなじみのないことばが出てきます。そういった難しいことばに対して、どのように対応してあげればよいかアドバイスが書かれているので、親としては参考になります。



私も「小田原提灯ってなに?小田原ってなに??」と思っていました(笑)
8 2017年の初版から2025年1月時点で20刷も発行している!
「くもんのうた200えほん」の初版は2017年10月に発行されたのですが、2025年1月時点で第20刷まで印刷されています。書籍やCDが売れない時代に20刷も印刷されているのはすごいことですよね。約7年で20回も印刷しているということなので、ママやパパに人気で売れている商品であるということがわかります。
「くもんのうた200えほん」のメリット・デメリット
では実際に「くもんのうた200えほん」を購入して使ってみて感じるメリットとデメリットを挙げていきたいと思います。
メリット | デメリット |
---|---|
・収録されている曲数が多い(200曲) ・イラストもあるので絵本を読んでいるみたい ・1番だけでなくすべての歌詞が載っている ・楽譜がついているので演奏もできる | ・値段が高い ・えほんが分厚い ・CDが6枚あるのでCDの入れ替えが面倒 ・子どもがえほんを舐めてしまう |
私は収録曲数が多いことが最大のメリットかなと思います。その分、デメリットにも挙げている値段が高くなってしまうのですが、えほんとCDのセットで8,580円(税込)なので、1曲あたり約43円ということになります。
えほんや付録もついていてこの値段なので、単純に1曲43円というわけではないのですが、ベネッセから発売されている『どうようおうたえほんベスト10』の場合、1,760円(税込)で10曲なので1曲あたり176円です。ミキハウスから発売されている『ポカポカフレンズおうたえほんデラックス』の場合は、4,290円(税込)で30曲収録されているので1曲あたり143円です。そう思ったら1曲あたり43円って安いですよね。
ボタンを押すと音がなるおもちゃのような仕様ではありませんが、しっかりと童謡やわらべ歌を聴かせるという意味では適した仕様なのではないかと思います。
「くもんのうた200えほん」の口コミはどう?
ここまでは私が感じたことをお話してきましたが、「くもんのうた200えほん」の口コミをみていきたいと思います。ママの本音をみていきましょう!
ポジティブな口コミ
今日はお月見🎑
— るる☺︎2y6m🎀+🥚弁護士ママ (@zofwt) September 17, 2024
るる子とはくもんのうたえほんで「つき」「うさぎ」を歌い、夫とは本物の月を見ながらお月見ゼリー(お団子は太るからw)を並べました笑
くもんのうたえほんを歌う時は、カワイのミニピアノ、ポーネルンドの鉄琴と太鼓も基本セットで歌ってるよ🎵✨ pic.twitter.com/U1JR1bYoJR
お月見のときには、「つき」や「うさぎ」といったお月見に関連した曲をうたうなんて素敵ですね。ピアノや鉄琴、太鼓などの楽器も使いながらおうたを楽しむことができますね。
くもんのうたえほんを買ってからお歌をたくさん歌って聞かせることができて子育てが豊かになった☺️CDを再生する環境がないからCDなしのやつにして、楽譜を見ながら覚えてる😂いまは空前のどんぐりころころブーム!だけどとけいのうたも歌ってみたら気に入ったみたい❣️
— Yukinha🦖2y(12/23)+🎀0y(8/27)☺︎ (@yukiiiinha) January 15, 2025
子育てが豊かになったという口コミも見られました。話せない年齢の子どもとのあそびって「何をすればいいんだっけ?」と悩むママも多いと思います。そんなときにお歌をたくさん歌って、子どもに聴かせることができれば、子どもの成長はもちろん、ママも子育てをしていると実感ができて一石二鳥です。
自分からくもんのうたえほんを開き、音声ペンでおはなしゆびさんの歌を聞き、メルカリで購入した指人形を引っ張り出してきて、対応する指に置いて遊んでた♪ゆび人形購入&音声ペン化してよかったなー✨ pic.twitter.com/H4xgtI57hc
— ariri 4y🎀➕🥚🦕 (@chiiiku_mama2) February 5, 2023
えほんに合った指人形で遊んだり、音声ペン化するなど、えほんにプラスアルファしているママも多いです。忙しいママにとって、ずっと付きっきりで子どもと歌う時間はないですよね……。えほんに工夫をすることでお子さんだけでも楽しく過ごせる時間が増えそうです。
ネガティブな口コミ
くもんのうたえほん、初めからタッチで音声化して売って欲しいなー。むすめが赤ちゃんの頃から内職してる人多いイメージだし、高くなっても買いたい人多いと思うんだけどな。くもんの人もニーズには気づいてそうだけど技術やコスト的に難しいのかな🤔タッチペンだったらなーと何度思ったかわからない。
— ちびちび【5y +🥚】 (@chibi2girl) January 27, 2025
タッチペンで音声化してほしい!という声が多く見られました。
くもんのうたえほん、CDつきのほう買おうと思ってるんやけど、我が家CDプレーヤーないのよねぇ…
— マアム🍪☺︎10m(4/9)🎀 (@uiro1595) January 29, 2025
プレーヤー買うかな〜いちいちダウンロードして取り込んでってせんよなぁ〜🤔
今はスマホで音楽を聴く時代なので、CDプレイヤーがないお家も多いですよね。わが家はウォークマンに音源を入れて、ウォークマン専用のオーディオプレイヤーで流していますが、CDプレイヤーがない場合は、DVDプレイヤーでもCDを再生できるものもあるので(事前に確認してくださいね)、お試しください。
くもんのうたえほん渡したらやばいかな〜と思って一緒に見よっか😊って取り出したら強奪されて折り目じゃないところ無理やり折って折り目つけてる😂ラミネーターするしかないのか〜〜
— さち☺︎💐1y🦕 (@awyzLHO8FWMkQXo) December 26, 2024
子どもに折り目をつけられたり、舐められたりするということは起こります。



わが家でも2歳3ヶ月の上の子がページを折ってしまいましたし、9ヶ月の下の子は舐めたり破いたりしていました。
えほんをボロボロにされたくない!きれいな状態を保ちたい!という場合はラミネートするのがおすすめです。私は子どもに絵本を渡したままにせずに、歌うときは一緒にえほんを持って歌うようにしていますが、いつか「やっぱりラミネートすればよかった」と後悔する日がくるかもしれません(笑)
まとめ
ここまで「くもんのうた200えほん」についてお話してきましたが、多くのママ・パパに選ばれる理由がこんなにあるんです。
- きほんのうた90曲とことばをひろげるうた110曲で構成
- 「イラスト」付きなので子どもに歌の情景が伝わる
- 大人は「歌詞」をみながら歌うことができる
- 楽譜がついているのでピアノで演奏することもできる
- 1曲に含まれることばの数がわかる
- 「うた200の木」と「うた200おやこノート」で記録ができる
- 歌い方のポイントやヒントが書かれている
- 2017年の初版から2025年1月時点で20刷も発行している!
わが家では「くもんのうた200えほん」を使いはじめたばかりですが、0~1歳の時期に童謡による歌いかけをすること、1歳以上の子どもとは一緒にうたうことが大切だということは身に染みて感じているので、今後も効果的に活用していきたいなと思っています。
子どもと一緒にうたをたくさん歌うことによって、語彙を増やすことはもちろんなのですが、親子のきずながより深まればいいなと思います。
「毎日10曲必ず歌わなければ!」と気負うのではなく、お子さんとおうたで楽しい時間を過ごせるようになることを願っています。
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