生後6ヶ月の赤ちゃん向け知育玩具とその選び方

生後すぐはおもちゃに興味を示さなかった赤ちゃんも、生後半年ごろになるとおもちゃに興味を示すようになってきます。パパやママが赤ちゃんにおもちゃを渡すと手に持って触ったり、振ったりして遊ぶようになります。

「子育てしている家では、どんどんおもちゃが増えていく」と言いますが、闇雲におもちゃを買い与えるのではなく、赤ちゃんの月齢や発達に合ったおもちゃを使いたいですよね。

そこで今回は、生後6ヶ月ごろの赤ちゃんのおもちゃの選び方のポイントや実際におすすめのおもちゃをご紹介します。

目次

生後6ヶ月の赤ちゃんのおもちゃ選びポイント

安全かどうか

赤ちゃんは何でも口にしてしまいますので、安全性が担保されているかどうかはおもちゃを選ぶ際に非常に重要になります。

例えば、赤ちゃんが電池カバーを取り外してボタン電池や乾電池を誤飲したり、ビー玉やビーズを誤飲してしまうと大変です。赤ちゃんが安心して使えるおもちゃかどうかを見極める必要があります。

そこで参考にしたいのがSTマーク。STマークとは、玩具安全基準のことで、玩具業界が昭和46年に策定したものです。機械的安全性、可燃安全性、化学的安全性の3つからなり、第三者検査機関による検査に合格したおもちゃにのみついているマークを指します。このSTマークがついている玩具は、安全面について注意深く作られたおもちゃとして業界が推奨しているので、おもちゃを選ぶ際のひとつのポイントとして確認していただければと思います。

また、赤ちゃんは何でも口に入れてしまいますよね。赤ちゃんが誤飲しないかどうか確認するのに最適なのが「トイレットペーパーの芯」です。赤ちゃんが口を開いたときの直径が約4cmと言われていて、トイレットペーパーの芯がちょうどこの大きさなのです。赤ちゃんにおもちゃを与える際には、トイレットペーパーの芯を通るかどうかを確認するようにしましょう。

衛生面はどうか

おもちゃは毎日使うと汚れてしまいますよね。洗濯できるかどうか、消毒しても問題ないかがポイントになります。ボタンを押すと動くぬいぐるみは、赤ちゃんは喜びますが、電池が内蔵されているため気軽に洗濯できません。丸洗いできたり、消毒しても大丈夫なおもちゃを選ぶと衛生的にも安心です。

五感が刺激されるか

目で見たり、耳で聞いたりと、赤ちゃんの五感が刺激されるかどうかも大切。例えば、色鮮やかなおもちゃを選んだり、ブーブーと音が鳴るおもちゃを選ぶと赤ちゃんの五感が刺激されます。

指先を使うおもちゃがどうか

うつ伏せの状態で、手を使って遊ぶ赤ちゃんもいますし、腰がすわっておすわりができる赤ちゃんは両手を自由に動かしますので、指先を使って遊べるおもちゃは効果的です。指先を使うことで発達を促すことにもつながります。

パパやママと一緒に遊べるかどうか

忙しい家事の間に赤ちゃんがおもちゃで遊んでくれるのは嬉しいことですが、家事が終わってパパやママが落ち着いたタイミングでは、赤ちゃんとおもちゃを使って一緒に遊べるのが理想ですね。ボールを転がしてみたり、絵本をめくってみたり、遊び方を教えてあげてみてはいかがでしょうか。

生後6ヶ月におすすめの知育玩具

オーボール

ベビーカーにつけている子も多いオーボール。伸縮性があり硬くないので赤ちゃんにぶつかっても安心です。様々な色や形のものがありますので、選ぶのも楽しいですね。転がして遊んでみるも良し、ガーゼやタオルなどをボールの隙間に入れて赤ちゃんに引っ張らせて遊んでも良し、哺乳瓶の乳首を装着することもできて、いろいろな遊び方を楽しめます。

布絵本

紙の絵本をたくさん読み聞かせてあげているパパママが多いかもしれませんが、日頃のおもちゃとして布絵本を取り入れるのもおすすめです。紙の絵本は舐められると困りますが、布絵本なら赤ちゃんが舐めても洗えるので安心。ページをめくるのが好きでカシャカシャと音を立てて遊べます。

コップかさね

おすわりができるようになったらカラフルなコップで遊ぶのもおすすめ。コップを重ねたり積み上げたり、数遊びとしても使えます。お風呂に持って入っても大丈夫なのも嬉しいポイント。コップの中のものを出し入れしたり、手先を使うので知育玩具としても使えます。

歯固め

6ヶ月を過ぎると歯が生えてくる赤ちゃんもいます。歯が生えてくるのはむずがゆくて、おもちゃをカミカミしたくなる赤ちゃんに最適なのが歯固め。いろいろな形状の歯固めがありますが、カラフルで噛みやすい歯固めがおすすめ。歯固めとしても、おもちゃとしても使えるものもありますよ。

積み木

一般的に積み木遊びの対象年齢は12ヶ月以降ですが、積み木を高く積んだり崩すのではなく、掴んだり、並べたり、音を鳴らすだけでも赤ちゃんにとって刺激になります。赤ちゃんが誤飲することのない大きさで、舐めても大丈夫な素材の積み木を選ぶと安心です。

楽器系のおもちゃ

おすわりができるようになると自由に手を使えるようになります。手を振ったり床を叩くようになってきたら遊ばせてあげたいのが赤ちゃん用の楽器です。叩いたり振ると音が鳴る楽器で音感やリズム感を養わせたいですよね。

赤ちゃん向けのドラムやカスタネット、タンバリンなどがありますので、赤ちゃんと一緒に遊んでみてください。

ルーピング

ルーピングとは金属でできたワイヤーにビーズを通して遊ぶおもちゃです。カラフルな色のビーズをカチャカチャと動かすには手先を使うので、赤ちゃんの発達を促すのにも効果的なおもちゃです。目で見て、手を動かして遊ぶので、目や手、頭の連動を促すことができます。

カラーボール

100円均一にも売っているカラーボールは、手に持って遊んだり投げたりして遊べます。投げても痛くないですし、お風呂に持って入ることもできるので、使い勝手の良いおもちゃの一つです。手で掴むことで手先の発達にもつながりますし、月齢が進むと、カラーボールの色や形で分けて遊ぶことも。ボールプールとしても活躍するので便利なおもちゃです。

まとめ

生後6ヶ月を過ぎると赤ちゃんの視力も良くなり、おすわりができると手を自由に使うことができるので、おもちゃで遊べるようになります。

おもちゃは何でも良いというわけでなく、赤ちゃんの発達の段階に合わせてご両親がしっかりと吟味して選びたいですね。

赤ちゃんが安心、安全に遊べるおもちゃを選び、パパママも一緒に遊んであげてください。

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この記事を書いた人

30代、1児のママ。Webプランナー、フリーマガジンの編集・デスクを経て、現在は教育業界で広報PR担当として働いています。現在は育休中です。
仕事に家事、育児と忙しない日々を送るママとパパでも取り入れやすい知育に関する情報を発信します。

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