子どもの長期休暇にするひとり遊び5選

ゴールデンウィークや年末年始、お盆休みなどの長期休み。なんにも考えずにゆっくり過ごせたのはいつだったっけ……?
なかなか何年前までは自由だったと思い出せないママやパパも多いのでは。
長期休みは家族で過ごす大切な時間だと思いますが、同時に「疲れる時間」ともいえるのではないでしょうか。
イヤイヤ、癇癪、「ママ見て見て!」「なんでなんで?」などなど……。子どもからの攻撃(笑)が休み中ずっと続くわけですから、疲れるのも無理はありません。

保育園では朝の会があって、みんなとお歌をうたったり、朝のおやつを食べたり、外遊びをしたり、有意義な時間を過ごしているのだと思いますが、自宅だとさすがに保育園と同じようには過ごすのは難しいですよね。
そりゃ、子どもとずっと一緒に遊んであげられればそれが一番良いですが、家事もやらなければならないし、年末であれば大掃除もありますし……。
子どもに一人で遊んでもらいたい。でもテレビやYouTube漬けになってしまうのは避けたい。というママとパパはたくさんいらっしゃると思います。

今回は、2歳以上のお子さんが比較的一人でも遊んでくれやすいおうち遊びをご紹介したいと思います。わが家の娘にも、少し一人で遊んでいてほしいときに実践している遊びです。
ただ長時間子ども一人で遊ばせるのは難しいと思いますので、家事の合間に声をかけたり、時には手を止めてお子さんと一緒に遊んであげてくださいね。

目次

ひとり遊びをさせる時のポイント

子どもの発達に合った遊びを選ぶ

2歳になると手指を器用に使えるようになります。ブロックや積み木など手先を使って遊べるおもちゃを選びましょう。

五感を刺激するおもちゃを選ぶ

楽器のおもちゃやパズルなど子どもの五感を刺激するおもちゃを取り入れましょう。

遊びをステップアップさせる

一人遊びに慣れてきたら遊びをステップアップさせると良いでしょう。手先が器用になったからシール貼りをさせたり、集中力がついてきたからブロック遊びをさせたり、子どもを見守りながら遊びを次の段階へ移行させましょう。

おすすめの一人遊び

これまで一人遊びをしたことのない子どもにはじめて取り入れる際、おすすめの一人遊びをご紹介します。

①粘土あそび

粘土あそびは部屋が汚れるから嫌という方もいるかもしれませんが、2歳ごろからは汚さずに遊べるようになってきます。
インターネットや100円ショップで安価に手に入れられるので比較的取り入れやすいあそびの一つです。ただし低月齢の赤ちゃんがいる場合には誤飲の恐れがありますので避けた方が良いでしょう。
粘土あそびはモンテッソーリ教育でも効果があると言われています。

粘土あそびのメリット

感覚機能が養われる

粘土あそびをすることで、手指の発達を促し、感覚機能が育つと言われています。

創造性が育まれる

粘土あそびはいろんな形のものをつくりかえることができるので、創造性が育まれます。

情緒が安定する

子どもが集中して粘土あそびをすることで、情緒が安定すると言われています。

②シール貼り

おうち遊びでぜひ取り入れたいのがシール貼り。部屋が散らかることがないのもママにとって嬉しいポイントです。手先が器用になってきた子どもにとってシールを貼ったり剥がしたりするのはとても楽しく感じられるでしょう。

わが家で取り入れていたシール貼り

シールでぺったんこ(どうぶつ)

子どもが大好きな動物のシールで、79枚とたくさん貼れるので飽きることなく楽しんでいます。

ミッキー・プーさんとはじめてのシールあそび

はじめてのシールあそびにおすすめ。シールの持ち手の裏にのりがついていないので剥がしやすいです。ディズニーキャラクターが好きな子にももってこいです。

シール貼りあそびのメリット

①手先が器用になる

手指を使ってシールを貼ったり剥がしたりすふので、手先の発達につながります。

②想像力が養われる

どこにどのシールを貼るかを考えながら遊ぶので想像力が養われます。

③集中力がつく

大人にとっては単純にシールを貼ったり剥がしたりしているだけでも、子どもにとっては大変な作業なので、集中力がつきます。

④形や色を認識できる

シール貼りを通して、マルやサンカクといった形を理解したり、赤色、青色、黄色などの色を認識していくことができます。

⑤達成感を味わい、自己効力感を養う

ひとりでできた!という達成感を味わうことにもって自己効力感を養います。

③お歌やピアノの絵本あそび

音楽が鳴る絵本やピアノはひとり遊びに最適。自分で曲を流してお歌を歌ったり、ピアノを弾いたりして遊ぶことができます。
まだ曲を演奏することは難しいかと思いますが、歌える曲のレパートリーも増えてくる頃。それに子どもがリビングで曲を流していたら、親はキッチンで歌うだけでも、子どもは一緒に遊んでくれていると感じられるのも良い点です。

④お絵描きあそび

お絵描きあそびには、認知力や表現力、色彩感覚を養う力がつくと言われているのでぜひお家でも取り入れたいですね。でも子ども一人でお絵描きをさせると紙以外に描いてしまう…という悲惨なことになりかねないので注意が必要です。

お絵描き遊びをするときの注意点

★場所

なるべく大人の目が届く範囲で描かせるようにしましょう。キッチンで作業をしている場合はダイニングテーブルに新聞紙などを敷いて汚さないようにしてから描かせるようにすると安心です。

★道具

太めの色鉛筆やクレヨンは子どもでも握りやすいので初めてのお絵描きに適しています。
また水で落とせるクレヨンを使うと万が一部屋が汚れたときにも安心です。

⑤ブロック・積み木あそび

手先が使えるようになってきたら、ブロックや積み木で遊んでみましょう。これらの遊びは集中力がつくのはもちろん、空間認識能力を高めるにも向いています。
集中して一人で遊んでくれるおもちゃのひとつです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
子どもが一人遊びしてくれている間にささっと家事を終わらせて、その後は一緒に遊んであげましょう。

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この記事を書いた人

30代、2児のママ。Webプランナー、フリーマガジンの編集・デスクを経て、現在は教育業界で広報PR担当として働いています。

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