生後6ヶ月までの赤ちゃんに実践!頭の形が気になるときの5つの対策

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わが家の下の子は出産時、頭位が36cmもあったので、普通分娩で出産する際とても大変だったのですが、生後2週間ごろから「頭のかたち、ゆがんでない?」「出産するときに頭が伸びたりしてないかな?」と急に心配になってきました。

月山とうか

心配しすぎ……?

そんな風にも思ったのですが、SNSをみてみると私と同じように赤ちゃんの頭のかたちについて悩んでいるママさんがたくさんいることに気づきました。

以前に、赤ちゃんの頭が柔らかい期間は短いという話を聞いたことがあったので、「悠長なことは言ってられない!」と思い、私なりにいろいろと調べて、赤ちゃんの頭のゆがみについて対策してきました。そこで今回は私が調べたことや実際にやってきたことについてお話したいと思います。

赤ちゃんの頭のかたちが気になったときにできることは以下のとおりです。

  • 一定の向きでずっと寝かせないようにする
  • タミータイムを取り入れる
  • 専用の枕を取り入れる
  • アプリで赤ちゃんの頭を測定する
  • 専門家に相談する
目次

赤ちゃんの絶壁を気にしているママは多い!

昔は赤ちゃんのうつぶせ寝が推奨されていた時代もあったそうですが、現在は、あおむけで寝かせることが推奨されています(こどもの家庭庁のHPより)。そのため、絶壁や頭のゆがみが気になるママが多くなっているのかもしれません。

乳幼児突然死症候群(SIDS)について
 1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせましょう
SIDSは睡眠中に起こります。うつぶせ寝、あおむけ寝のどちらの体勢でも起こっていますが、あおむけに寝かせたほうが発症率が低いことが研究でわかっています。医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせましょう。睡眠中の窒息事故を防ぐ上でも有効です。
引用:こども家庭庁のHPより(乳幼児突然死症候群(SIDS)について|こども家庭庁

E子さん

赤ちゃんの頭の形(ゆがみ)ってどうしたらいいの。圧倒的に右ばっか向いてるから左向けようとすると泣かれちゃうし、タオルとかで固定してもすぐまた右向いちゃうし。泣かれずに向きを固定する方法ないのかな?

B子さん

赤ちゃんの向き癖どうしたらいいんだ。直してもまた戻される。あたまの形ゆがみそう。

A子さん

ねんね期ってどうしても仰向けで寝ること多いと思うのだけど、絶壁にならない赤ちゃんっているの?生まれたてはまんまるだったのに、今は絶壁なりかけててショックすぎる

このように、頭の形やゆがみが気になっているママが多い印象を受けます。 低月齢の赤ちゃんを育てるママが悩むことのひとつなのだと思います。

頭の形やゆがみが起こる原因は?

頭のゆがみが起こる原因は大きくわけて2つあると言われています。

まず一つ目が寝癖や向き癖などの「外部からの圧力によるもの」、もう一つが「病気によるもの」です。 ほとんどの場合が前者の外部からの圧力によるものとされています。寝ている向きが固定されてしまっていたり、ママやパパの利き手側で抱っこすることが多いので、抱っこの向きも固定されていることなどが要因として考えられます。 しかしながら、まれに「頭蓋縫合早期癒合症(とうがいほうごうそうきゆごうしょう)」という病気によって、ゆがみが生じる場合がありますので注意が必要です。

頭のゆがみには3種類ある

赤ちゃんの頭のゆがみは主に3種類あります。 一つ目が「斜頭症(しゃとうしょう)」といって赤ちゃんの頭が左右非対称にゆがんでいる状態です。 二つ目が「長頭症(ちょうとうしょう)」で頭の前後の幅が横幅に比べて異常に長くなっている状態を指します。 そして三つ目は「短頭症(たんとうしょう)」といって、頭の横幅が長く後頭部が平らになっている状態をいいます。

赤ちゃんの頭のゆがみが気になるときにできる5つのこと

では、「赤ちゃんの頭の形が気になる」「頭がゆがんでいるかも?」「あたまが絶壁になっている?」と気になったときにはどうすればいいのでしょうか。

月山とうか

わが家の下の子は向き癖があったので、1番から順に試していきました。

1 一定の向きでずっと寝かせないようにする

市の保健師さんに相談したところ、赤ちゃんを同じ向きで寝かせないようにとアドバイスしてもらいました。 日中に赤ちゃんをお布団やクーファンの上に置くとき、つい同じ方向に置いてしまっていませんか?また、赤ちゃんはママやパパの声がする方を向いたりするので、いつも右ばかり向く、左ばかり向くということになりがちです。赤ちゃんを置く向きを変えて、一定の向きで寝かせ続けないようにしました。赤ちゃんの頭の下にタオルを入れて向きを調整したりもしました。(タオルが顔にかかってしまうと危ないのでそばで見守ってくださいね)

月山とうか

根気強く向きを変え続ける必要があったので大変でした……。

2 タミータイムを取り入れる

タミータイムってご存じですか?恥ずかしながら、私は上の子の育児の際はこの言葉を知らなかったのですが、タミータイムとは保育者が見守った状態で、床の上やお腹の上でうつ伏せになることを言います。一日の中で数分取り入れるだけで良いそうで、私も赤ちゃんとの触れ合いも兼ねて取り入れていました。 ただ、赤ちゃんのうつぶせ寝は乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクがあるので、必ずママやパパが赤ちゃんのことを見守りながら行うことが大切です。

3 専用の枕を取り入れる

本来は赤ちゃんには枕は不要と言われることが多いのですが、赤ちゃんの向き癖が気になる方向けの専用の枕もあります。(ただ、医学的に効果があることが実証されているわけではありません)

エスメラルダの枕

エスメラルダの枕は、高さ調整をすることで向き癖に対応、綿密に設計されたドーナツ型で圧力を分散します。私は上の子が生後6ヶ月ごろまで取り入れていました。

月山とうか

正直なところ、エスメラルダの枕を取り入れたから良くなったのかどうかは分かりませんが、生後6ヶ月までに上の子のあたまの形はきれいになっていったと思います。ただ、専用の枕を使っている!という謎の安心感みたいなものがありました。

ジオピローの枕

高弾力性の中綿が、頭圧を均等に分散してくれる枕です。頭にフィットするので首の負担も軽減してくれるのはうれしいですね。インサートがついているので、あらゆる向き癖や寝姿勢に対応できます。 丸洗いできるのもママ・パパにとってはありがたいです。

4  アプリで赤ちゃんの頭を測定する

赤ちゃんの頭のゆがみを計測してくれるアプリを使ってみてはいかがでしょうか。 私も実際に赤ちゃんの頭のゆがみがどれくらいなのかを計測していました。

5 専門家に相談する

いろいろ試してみたけれど、「やっぱり赤ちゃんの頭のゆがみが気になる!」という方は、迷わずに専門の病院を受診しましょう頭の骨が柔らかいといわれている生後6ヶ月ごろまでに治療を開始すると良いとされているので、先のばしにするよりも思い切って相談してみることをおすすめします。

ヘルメット治療とは?

ヘルメット治療とは、赤ちゃんの頭のゆがみを良くするために、頭蓋形状矯正ヘルメットを装着させる治療法のことをいいます。 最近では、このヘルメットを装着している赤ちゃんを街でもよく見かけるようになりましたよね。

ヘルメット治療は、頭の平らな部分にヘルメットで空間をつくることで、頭蓋成長を促します一人ひとり、赤ちゃんの頭の形に合ったヘルメットをオーダーメイドでつくって、数ヶ月間装着させます。 ヘルメット治療をするには専門医による診断が必要になりますので、インターネットで専門の病院を探す、またはかかりつけの小児科で病院を紹介してもらうと良いと思います。

私はいろいろと試してみたところ、子どもの頭の形が改善していったのでヘルメット治療は行わなかったのですが、もし改善が見られなかった場合には「治療しなければ!」と思い、いろいろと探していたので、その際に調べていたサイトをご紹介します。 参考にしてみてください。

赤ちゃんの頭のかたち相談室

株式会社ジャパンメディカルカンパニーが運営する、赤ちゃんの頭のかたち相談室というサイトです。累計1.6万人が利用している赤ちゃんの頭の形に関する相談をしています。

ベビーバンド

株式会社Berryが運営しているのがベビーバンドです。頭のかたち測定ツールがあったり、ヘルメットのデザインが多数あっておしゃれも同時に楽しめます。

Star Band

株式会社AHS Japan Corporationが運営しているのがStar Band世界28ヵ国60万人以上の赤ちゃんが利用した実績があります。

まとめ

赤ちゃんの頭のかたちが気になるときにできることは以下のとおりでした。

  • 一定の向きでずっと寝かせないようにする
  • タミータイムを取り入れる
  • 専用の枕を取り入れる
  • アプリで赤ちゃんの頭を測定する
  • 専門家に相談する

赤ちゃんの頭のかたちが気になる場合、治療の期間が限られているので、あまり悠長なことは言っていられません。 まずは自分で試せる方法を行って様子を見ても良いですが、不安な気持ちが拭えないのであれば専門家に相談してみることをおすすめします。 1カ所だけでは心配であれば、複数のメーカーに相談してみても良いかもしれません。後悔することのないようにしてくださいね。

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この記事を書いた人

30代、2学年差の年子を育てる2児の母。Webプランナー、フリーマガジンの編集・デスクを経て、現在は教育業界で広報PR担当として働いています。毎日頑張るママにも取り入れやすい遊び・活動・知育などの情報をはじめ、仕事・キャリアについて発信します。

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